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リバースモーゲージとリースバックのメリット・デメリット

マネー

リバースモーゲージとリースバックは、どちらも自宅を使って資金を調達するという点は同じですが、仕組みは大きく異なります。
今回は、それぞれの仕組みやメリット・デメリットを分かりやすく解説していきたいと思います。

リバースモーゲージについて

リバースモーゲージとは、高齢者が自宅を担保に老後の生活資金を借りて、本人の死亡後に相続人等が担保不動産を売却し、借りていたお金を一括返済する仕組みです。

【メリット】
・高齢者でも利用できる
・自宅に住み続けながら、老後資金の借り入れができる。
・毎月の支払いは、利息のみとなる。

【デメリット】
・融資額が、不動産評価額の約50%程度となっている。
・対象年齢は、おおむね50歳以上である。
・配偶者以外との同居は不可
・推定相続人の全員の同意が必要
・一部対象とならない不動産がある
・土地や建物の価値が下落した場合、融資限度額が見直される。
・金利が上昇すると、毎月の返済額が増える。
・毎月の支払いは利息のみなので、元金は一切減らず、長生きをすればするほど借り入れ総額が増えていく。
・クーリングオフ制度を利用することができない

融資金は、生活に関すること以外には使うことができません。
例えば、事業資金や投資目的では使うことができません。

【融資金の主な使い道】
・医療費や介護費用にあてる
・生活費にあてる
・老人ホームの入居資金にあてる
・住宅ローンを完済する
・老朽化した住宅の改築や建て替えの費用にあてる など               

リースバックについて

リースバックとは、自宅を事業者に売却し、その売却先と賃貸借契約を締結することで、自宅に住み続けることができる仕組みです。

【メリット】
・売却後も自宅に住み続けることができる
・年齢制限がないので、誰でも利用できる。
・固定資産税等の維持費がかからなくなる
・不動産の売却には、3ヵ月から半年かかるのが一般的ですが、リースバックなら買い手が事業者なので、短期間での売却が可能。
・契約によっては、再購入も可能。

【デメリット】
・売却価格は、市場価格の70%程度となっている。
・賃貸借契約は、無期限ではない。
・家賃は、同程度の物件と比べると高くなっている。
・買取価格がローン残債を下回る場合には、利用することができない。
・流通性の低い不動産(未登記の不動産・再建築不可の不動産等)は対象外となる
・クーリングオフ制度を利用することができない

まとめ

いかがでしたか?
両制度のメリット・デメリットをよく理解し、利用する際は慎重に検討しましょう。